欧米FCA傘下のイタリア高級車ブランド「マセラティ」は2019年9月30日までに、自動運転技術などに関する「イノベーションプラン」を発表した。
同ブランドで販売される新車には現在、高速道路の走行アシスト機能などが搭載された自動運転レベル2(部分運転自動化)クラスの機能が搭載されているが、今後の新たなマセラティには自動運転レベル3(条件付き運転自動化)の機能を搭載させる計画のようだ。
報道発表によれば、「ハンズ・オフ・アシスト機能」(手放し運転支援機能)を搭載させるようだ。自動運転レベル3は自動車メーカー各社が競って開発を進めているレベルで、マセラティも高級車ながらも最先端の技術の搭載に余念がない。
報道発表では電動化に関する点にも触れられた。それによると、モデナやカッシーノ、トリノの生産拠点において、ハイブリッドとバッテリー電動技術を搭載した新型EV(電気自動車)モデルの製造を進めていく予定だという。
【参考】関連記事としては「FCAの自動運転戦略まとめ ウェイモとの協業の行方は? 開発状況は?」も参照。