福岡で22年ぶりアジア太平洋ITSフォーラム 自動運転バスの試走も

5月8〜22日、次世代交通システムをテーマ

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今回で16回目となる「アジア太平洋地域ITSフォーラム2018福岡」が2018年5月8〜10日までの3日間、福岡県福岡市の福岡国際会議場で開催される。日本での開催は22年ぶりでトヨタ自動車や西日本鉄道など60社以上が協賛・出展する一大イベントになる。

ITSとは「次世代交通システム」の略。イベントではトヨタ自動車の山本圭司常務役員が基調講演を行い、展示会のほか市内で開催されるデモンストレーションなども目玉になる。日本や海外の学生が集ってITSに関するアイデアを出し合う試みも行われる。

イベントのテーマは「『 Everyone’s Mobility by ITS 』-ITSが支えるモビリティ社会の実現を目指して」。掲げられた5つのテーマのうち、次世代モビリティ技術やITS技術の実用化に向けたインフラ技術の分野などで、自動運転に関しても紹介される予定。

具体的には、自動運転に関連するデジタルインフラ技術や、自動運転と地域社会交通などをテーマにしたセッションや意見交換会が開かれる予定。またイベントが開催される福岡国際会議場の周辺では、自動運転バスの走行デモンストレーションが行われる。

同イベントの主催は「第16回アジア太平洋地域ITSフォーラム2018福岡」実行委員会。参加見込み数は3000人に上る。福岡市や一般社団法人「交通工学研究会」、独立行政法人「国際協力機構」などが後援する。

【参考】セッションや講演、デモンストレーションなどの詳しい情報については。アジア太平洋地域ITSフォーラム2018福岡の「公式ウェブサイト」や「プレスリリース」で確認できる。

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