ウーバー、自動運転車両の試験走行を近く再開 死亡事故発生で2018年3月から中止

現時点でウェイモに次ぐ実走距離

B!
出典:ウーバー社プレス向けキット

ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズが、近く自動運転車の試験走行を再開させる見通しであることが、2018年11月7日までに分かった。米フォーブス電子版などが報じた。

  1. ウーバーの自動運転車による死亡事故、経緯や原因などの調査結果まとめ
  2. ウーバー、2021年にドローンで空の料理宅配サービス 採用活動開始か
  3. 米ライドシェア大手ウーバー、IPOで時価総額13兆円との試算
  4. 名古屋で「ウーバータクシー」スタート 日本での独自サービス

米北東部ペンシルベニア州のピッツバーグ市内に設置している技術センターの周辺で再開する。ウーバーは2018年3月、自動運転走行の試験中に米アリゾナ州テンピの公道で歩行者を巻き込んだ死亡事故を起こしており、それ以来、公道でのテスト走行を中止していた。

報道などによれば、ウーバーは既にペンシルベニア州の交通当局に公道での試験走行許可についての申請を出しているという。

ウーバーの自動運転車は事故前までに既に200万マイル(約320万キロ)を試験走行していた。これはグーグル系ウェイモには次ぐ実走距離となっている。

B!
前の記事中国の「トラック版ウーバー」、近く1000億円規模の資金調達か ソフトバンクなどと交渉、との報道
次の記事【最新版】中国のDiDi Chuxing(滴滴出行)完全解説 ライドシェア・配車事業、日本での展開は?
関連記事