ヴァレオ、茨城に自動運転やADAS向けの評価センターを新設へ

高速走行可能なテストコースも

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フランス自動車部品大手ヴァレオの日本法人・株式会社ヴァレオジャパン(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:アリ・オードバディ)は2019年1月22日、自動運転やADAS(先進運転支援システム)向けの「茨城先進運転支援システム開発評価センター」を茨城県行方市に新設すると発表した。

2019年3月の着工、2020年11月の完成を目指すが、2019年4月からは一部エリアが使用できるようになるようだ。

発表によれば、新センターは高速走行可能なテストコースを備えていることが特徴の一つ。これまで高速走行での評価・開発は同社の欧州拠点などで行っていたが、日本国内でも実施が可能になり、同社は「日本におけるADASの開発をさらに加速させていきます」としている。

茨城先進運転支援システム開発評価センターの最長直線は300メートルで、1周600メートルの周回路と長さ150メートル、幅100メートルのNCAP(自動車アセスメント)試験エリアを設ける。敷地面積は4万1482平米だという。

ヴァレオジャパンはまた、運転支援や自動運転の研究開発に関わっているエンジニアを、現在の130人から2021年までに180人に増やす計画も発表している。

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