株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:川島祐治)はこのほど、2019年8月に実施したサービス実証ロボットの公募結果を発表した。
同社は東京都から「平成31年度先端テクノロジーショーケーシング業務」を受託している。東京都が抱えるさまざまな課題をロボットを使って解決しようという試みで、公募により選定された企業が今後サービス実証を実施していく予定だ。
同社の報道発表によれば、1つ目の実証実験のテーマは「運搬ロボットの自律・追従走行実証」で、三菱地所が所有する私有地で、自動運転技術などを搭載した自律運搬ロボット「Marble」などによる実証実験が行われるという。
2つ目の実証実験のテーマは「空港の業務効率向上やサービス向上の実現のための警備・災害・移動対応等ロボットの実証」。羽田空港のターミナルを使って11月ごろに実証実験が行われ、警備会社であるセコムやアルソックの警備ロボットが登場するようだ。
実証実験の実施などについては、公式サイト「Tokyo Robot Collection」で今後紹介されていくという。
【参考】関連記事としては「空港初!成田に自動運転の警備ロボット導入 セコムが開発」も参照。