カーシェア最大手のパーク24株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長:西川光一)は2019年9月2日までに、2019年10月期の第3四半期の連結業績(2018年11月〜2019年7月)を発表した。
駐車場事業を含む同社全体の売上高は7.7%増と好調を記録したが、レンタカーサービスやカーシェアサービスを含む「モビリティ事業」の売上高は前年同期比16.5%増の604億6300万円となり、伸びが一際目立った形となった。
営業利益は同社全体では3.1%減だったが、モビリティ事業では32.5%増の45億6600万円と大幅増となっている。
決算発表では第3四半期末時点のカーシェアサービスのステーション数なども発表している。その内容によれば、ステーション数は前連結会計年度末比8.9%増の1万2321カ所、車両の配備台数は同10.5%増の2万5899台、会員数は同13.3%増の124万5671人となっている。
同社はモビリティ事業に関しては、無人サービスのカーシェアと有人サービスのレンタカーの両サービスを組み合わせた新サービス「タイムズカー」を発表しており、今後の事業拡大の柱の一つに据える考えとみられる。
【参考】パーク24の2019年10月期の第3四半期の連結業績は「パーク24株式会社 2019年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」も参照。関連記事としては「パーク24の新「タイムズカー」、10月本格スタートへ料金体系を設定 カーシェアとレンタカーの強みをいいとこ取り」も参照。