2018年4月に福岡市で設立された株式会社nommoc(代表取締役:吉田拓巳)は2019年8月9日までに、スマートフォンアプリで車両を呼んで⽬的地まで無料で行ける無料配車サービス「nommoc(ノモック)」について報道発表を行った。
報道発表の内容は、東京都内でこの新サービスをローンチすることに伴い、広告主の募集を開始したというもの。このサービスは乗客が広告を視聴することで乗車料金が無料になる仕組みで、その鍵となる広告主の募集をスタートさせたわけだ。
報道発表によれば、このサービスはタクシーとハイヤーを正規に同社が貸し切り、その範囲内で実施するという。もしこの広告モデルが定着し、将来は自動運転タクシーでも導入されれば、完全無料でしかも人が走行に関与しない移動手段が広く普及する可能性もありそうだ。
nommocの吉田社長は1995年生まれの24歳で、16歳のときに10代のネット擬似投票サイト「Teens Opinion」をリリースしたことでも知られる。nommoc社の設立後に実施したクラウドファンディングでは、247人から5000万円の資金調達を行っている。
【参考】関連記事としては「あの「無料タクシー」の仕組みを暴く!広告モデルで実現、YouTubeと一緒?」も参照。