日本最大手のタクシー配車アプリ「JapanTaxi」とナビアプリ「NAVITIME」が、2019年3月25日にAPI連携(データ連携)を開始した。発表によれば、NAVITIMEのルート検索結果からJapanTaxiアプリの加盟タクシーを呼ぶことができるようになるようだ。
JapanTaxi株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:川鍋一朗)と株式会社ナビタイムジャパン(本社:東京都港区/代表取締役社長:大西啓介)が同日、報道発表でこのことを同時発表した。
発表によれば、NAVITIME利用者数は国内で5100万人。JapanTaxiのタクシー台数は全国47都道府県で7万台。報道発表では、NAVITIMEとJapanTaxiがAPI連携することで「国内のより快適な移動に貢献して参ります」としている。
今回の連携に合わせ、NAVITIMEアプリでは新機能が実装された。タクシーの乗車位置を変えると目的地までの所要時間が短くなる場合、「反対車線から乗車すると、約5分早く到着できます」などというようにユーザーに通知するというものだ。
細い道などをタクシーの乗車位置にユーザーが指定した場合、変更を推奨する仕組みも搭載されているようだ。
【参考】関連記事としては「【インタビュー】JapanTaxiの自動運転時代の戦い方とは 岩田和宏CTOに聞く」も参照。