モービルアイ、「死角×スマートカメラ」で巻き込み事故を防止するADAS発売

後付け可能、中・大型車両向け

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出典:ジャパン・トゥエンティワン株式会社プレスリリース

米インテル子会社のイスラエル企業モービルアイ社が開発した側方衝突警報システム「モービルアイ・シールドプラス」が、2019年4月10日から日本国内で販売されている。後付けが可能なADAS(先進運転支援システム)で、中・大型車両の死角となりやすい側方を監視して歩行者や自転車との接触事故を防げることが特徴だ。

モービルアイ・シールドプラスは前方をモニターするメインユニットと車両の左右後部に設置したスマートカメラの3つを連動させて運転車の死角をカバーする。車両の速度や歩行者の動きを解析し、独自のアルゴリズムにより衝突の危険性を判断してドライバーへ警告を行う。

運転席の左右には専用ディスプレイを設置し、音だけでなく視覚でも危険を知らせる。例えば左折時に危険エリア内の歩行者や自転車を検知すると、ディスプレイ左側に黄色の人物アイコンを表示して注意喚起を行う。車両と対象物の動きを計算し、接触の危険があるときはディスプレイに赤色の人物アイコンが表示され、警告音とともにドライバーに通知する。

販売開始についてはモービルアイ社の日本代理店を務めるジャパン・トゥエンティワン株式会社の発表で明らかになった。

【参考】モービルアイの自動運転事業については「モービルアイ(mobileye)の自動運転戦略 インテル傘下、製品や技術は?」も参照。

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