自動運転@道の駅、さぁビジネスモデル構築へ!滋賀県で長期実証

2019年11月15日から約1カ月間

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国土交通省は2019年11月11日までに、内閣府が主導する「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)の一環として、滋賀県東近江市にある道の駅「奥永源寺渓流の里」を拠点に、自動運転サービスの長期実証実験を実施すると発表した。

実施日程は11月15日から12月20日まで。実証実験の目的については、道路空間の基準などの整備や地域の実情に応じた運行管理システムやビジネスモデルの構築としており、実験ルートとしては道の駅から杠葉尾町までの片道2.2キロの区間であるとしている。

奥永源寺渓流の里では2018年11月にも5日間の実証実験を行っており、そのときは走行環境や社会受容性、周辺地域への効果などに関する検証が主な目的だった。今回はさらに実証実験の目的を実用化に向けて具体的なものにした形だ。

今回使用する車両はヤマハ発動機の乗用車タイプの自動運転車(最大6人定員)で、埋設された電磁誘導線から磁力を感知して既定ルートを走行する形で実施される。自動運転時の最高時速は12キロ。

出典:国土交通省

【参考】関連記事としては「いま道の駅が自動運転のサービス拠点として注目を集めている」も参照。

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