イスラエル企業のOttopia、3.3億円を資金調達 自動運転車向けの遠隔操作システム開発

人とAIが協力して複雑な局面に対応

B!
出典:Ottopia社プレスリリース

自動運転車向けの遠隔操作システムを開発するイスラエルのスタートアップ企業「Ottopia」は2018年12月25日までに、同国のベンチャーキャピタル(VC)などから300万ドル(約3億3000万円)の資金調達を実施したことを発表した。

Ottopia社は2018年設立。同社は報道発表で同社の遠隔操作システムについて「人間のオペレーターと車のAIが遠隔操作中に協力できるようにします」と説明している。簡単に言えば、複雑な状況下では人が意思決定をし、細かな運転操作はAIが担うというもののようだ。

同社のAmit Rosenzweig最高経営責任者(CEO)はマイクロソフトのサイバーセキュリティ製品のプロダクト責任者だったという経歴を持っており、イスラエルの諜報機関のための研究開発プロジェクトを指揮していたこともある人物。

B!
前の記事2018年の自動車系キーワード、プレスリリース登場数ランキング 自動運転、コネクテッドカー、CASE、MaaS…
次の記事自動運転車の窓ガラスをディスプレイに ヒュンダイ・モービスが新コンセプト発表へ
関連記事