駅近、ラテラを子会社化!「MaaS関連サービス」を成長領域と位置付け

観光情報の充実でコース提案が充実?

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乗り換え検索サービスの株式会社駅探(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:中村太郎)は2019年11月12日までに、旅行会社向けの観光ガイドブック事業を手掛ける株式会社ラテラ・インターナショナル(本社:東京都中央区/代表取締役社長:北條直美)を子会社化すると発表した。

駅探は、月間約1000万人が利用する乗換案内や法人向けの移動データ提供サービスなどを展開している。「MaaS関連サービス」を成長領域の一つに設定し、訪日外国人などの集客促進を目的としたモデルコース提案の実証実験を開始していることでも知られる。

モデルコースの提案では各地の観光情報を反映させることがポイントだ。駅探は今回ラテラ・インターナショナル社を子会社化したことで、実証実験や展開サービスの内容を充実させることも考えられそうだ。

報道発表では今回の子会社化で「リアルとWEBのメディアミックスによるインバウンドをはじめとするBtoB(企業間取引)プロモーション事業の拡大や、観光型MaaS新メディア及び、当社の既存自社メディアの強化などを実現する」としている。

【参考】関連記事としては「MaaS実現のコア技術「経路検索」を手掛ける企業まとめ」も参照。

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