デンソーの2018年4~12月期、利益は23%減の1920億円 自動運転など注力分野に

売上収益は7.6%増の3兆9796億円

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出典:デンソー公表資料

自動車部品世界大手のデンソーは2019年2月1日、2018年4~12月期の連結決算を発表し、当期利益が前年同期比23.6%減の1920億円になったと明らかにした。

売上収益は前年同期比7.6%増の3兆9796億円、営業利益は22.6%減の2435億円となっている。

2019年3月期予想による売上収益は5兆3700億円で、2018年9月時点の予想値からは0.6%減した。デンソーは「自動車市場の動向や素材価格の高騰など、足元の環境要因を反映した」としている。2019年3月期の営業利益予想も3.3%減の3800億円とした。

デンソーは発表で、電動化や先進安全・自動運転、コネクテッド、非車載事業などを注力分野に設定していることも強調している。

【参考】関連記事としては「デンソーの自動運転・LiDAR戦略まとめ 開発・提携状況を解説」も参照。

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