埼玉高速鉄道が自動運転EVバスの実証実験 イオンと群馬大学が協力

「まちの将来、大きく発展」

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埼玉高速鉄道株式会社(本社:埼玉県さいたま市/代表取締役:荻野洋)は2018年9月26日までに、浦和美園エリアのさらなる発展のため、美園タウンマネジメント協会やみその都市デザイン協議会、さいたま市、イオングループ、群馬大学の協力のもと、自動運転の実証実験を実施することを発表した。

実証実験は自動運転EV(電気自動車)バス「eCOM-10」を使用し、浦和美園歩行者専用道路で2018年9月29日の午前9時から午後4時にかけて行われる。人数制限はあるものの、試乗することも可能だという。

実証実験が行われる周辺では医療・福祉施設の開設計画があるほか、「埼玉スタジアム2002」や「イオンモール浦和美園」などの施設も点在する。この地域はスマートホーム・コミニュティやマルチモビリティシェアリングの導入などの取り組みも積極的に行っており、埼玉高速鉄道は「今回の自動運転実証実験も、このまちの将来を大きく発展させるものとなり、地域の皆さまに『先進的で快適な暮らし』をお届けできる取り組みであると考えています」としている。

埼玉高速鉄道はこれまで実証実験の実施に協力してくれる企業を募集していた。群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センターは2018年5月に千葉県千葉市で自動運転の実証実験を行った実績などがあり、心強い存在だ。

【参考】群馬大学の関連ニュースとしては「産学連携で「レベル2」達成 群馬大、自動運転バス開発の成功発表|自動運転ラボ」も参照。

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