自動車製造から撤退の豪ホールデン、GM傘下でAI自動運転開発 エンジニア150人の採用計画発表

130億円の資金で復活の契機となるか?

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オーストラリア自動車メーカーのホールデン社が、親会社である米GMの自動運転車や電気自動車(EV)の開発の一端を担っていくことに決まった。ホールデンは経営不振から自動車の製造を2017年に終了しており、自動運転開発会社としてGM傘下で復活を目指す。報道などによると、GMは同社の新事業のため、1億2000万ドル(約130億円)の資金拠出をしたようだ。

ホールデンは本拠地を置くポートメルボルン市で2018年8月24日までに、自動運転車やEV開発に向けてエンジニア150人を新規採用する計画を発表している。大学や専門学校を卒業したての若手も含めて雇用する予定だという。

米GMはアメリカ国内では自動運転車開発部門であるクルーズ・オートメーションを通じて自動運転車の開発を行っている。自動運転開発においてホールデンとクルーズ・オートメーションの間の開発分野の棲み分けは不明だが、自動運転車の技術開発を加速させていることが今回のニュースで一層鮮明になったと言えそうだ。

【参考】GMクルーズの自動運転開発に関連するニュースとしては「自動運転部門でソフトバンク巨額利益か 出資先GMクルーズ上場も|自動運転ラボ 」も参照。

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