ヤマハ発動機、磐田市で自動運転技術の実証実験 電動小型低速車両を利用

2019年前半から2年間実施

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実証実験で活用する電動小型低速車両=出典:ヤマハ発動機プレスリリース

ヤマハ発動機株式会社は2018年10月16日、本社がある静岡県磐田市と、同社が開発する電動小型低速車両を利用した自動運転技術の実証実験について連携協定を締結した。

実証実験は2019年前半にも実施する予定。実施期間は2年間で、磐田市内数カ所で実験を実施するという。実験目的は「公道実環境における低速自動運転車向け新規技術の評価と改良」と「低速自動運転車の安全かつ円滑な運行に求められる交通環境の検討」の2点。

ヤマハ発動機は報道発表で、実証実験において自動運転に必要な機能のほか、利用価値についても検証・把握する考えを示している。最終的な目標として掲げているのが市民生活の利便性の向上だ。

ヤマハが開発している電動小型低速車両「パブリック・パーソナル・モビリティ」はゴルフカーをベースに開発している。3D-LiDARなども搭載しているため、障害物認識機能なども備える。

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