米スターシップ・テクノロジーズ(本社:カリフォルニア州)が、自社開発の自動運転ロボットによる商品配送をイギリスの都市ミルトン・キーンズで開始し、話題になっている。
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配送用のロボットは6輪の車輪で動くボックス型で、カメラやセンサー、通信機器、バッテリーなどを内蔵している。ボディの蓋を開けると、荷物を収納するスペースがあり、18キロまでの荷物が配送可能だという。近くの配送拠点に届いた荷物を自宅に届けてもらう際にこの配送ロボットが活躍する。
同社は現在、このサービスをイギリスで展開しているが、年内には本社を置くカリフォルニア州のサンフランシスコでも展開する見込み。料金がいくらくらいになるのか、注目が集まっている。
配送系の自動運転ロボットの開発は日本でも盛んだ。自動運転ベンチャーの株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)が既に自律走行の配送ロボットを開発・販売しているほか、堀江貴文氏がアドバイザーを務める株式会社Hakobot(本社:宮崎県宮崎市/代表取締役:鶴田真也)も開発を進めている。