日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2024年7月末時点の「ライドシェア」関連求人案件数を発表した。
「ライドシェア」と検索してヒットした求人案件(主要求人6サイト)は、前月比18.7%増の527件となり、調査を開始してから3カ月連続の増加となっている。日本版ライドシェアを展開するタクシー会社の増加とともに、この傾向は続きそうだ。
【参考】関連記事としては「ライドシェア求人、前月比24.4%増の444件 2024年6月調査」も参照。
■応募者やドライバーからさまざまな声
ただし、ライドシェアの求人に関しては、実際に応募したり働き始めたりした人から懸念の声も少なくない。例えば、労働時間が実質的に週20時間以内に限定されていたり、働く時間・曜日などに関する自由度が低かったりする、といった点だ。
こうした点については、自動運転ラボが「ライドシェア、応募者の大半「途中離脱」!給与「期待はずれ」、稼働時間「短すぎ」」や「ライドシェア、運転手から悲鳴!「ワーキングプアを強要」「売上の3~5割が手数料」」の記事で解説しているので、参考にしてほしい。
注目すべきは、こうした声を踏まえ、政府の規制改革に関するワーキンググループが、制度の修正に動くかどうかだ。検討会でどういった専門家の声が聞こえてくるか、今後に対する注目が高まる。
ちなみにモビリティ関連のトピックとしては、タクシー配車アプリのシェア争いにも注目したいところだ。海外のライドシェア大手のUberやDiDiも日本で配車アプリを展開している状況となっている。
【参考】関連記事としては「タクシーアプリ7社を徹底比較!GO、S.RIDE、Uber、DiDi・・・」も参照。
【参考】関連記事としては「タクシーアプリのクーポン情報まとめ!GO、S.RIDE、Uberなど」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)