「スマホだけ」で箱根を満喫!日本旅行、観光型MaaSで小田急とタッグ

MaaS専用アプリ「EMot」内でフリーパス発券

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出典:日本旅行プレスリリース

株式会社日本旅行(本社:東京都中央区/代表取締役社長:小谷野悦光)と小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区/取締役社長:星野晃司)は、観光型MaaS推進を目指して連携し、デジタル箱根フリーパス付旅行商品の販売を開始した。

2021年11月30日までに報道発表した。ホテルと新幹線、箱根周遊券をまとめて予約・購入できるようにし、旅行当日は「スマートフォンのみ」で箱根を周遊できる新たな観光型MaaSサービスを提供するという。

■どんな観光型MaaSサービス?

デジタル箱根フリーパス付き旅行商品は、2022年3月31日にかけて販売される。

日本旅行による旅館やホテルなど15カ所から宿泊先を選び、新幹線の乗車券と特急券を付ける「国内旅行商品」に、小田急グループの箱根周遊をリーズナブルに楽しめる「デジタル箱根フリーパス」をセットにしたウェブサイト限定の商品となる。

デジタル箱根フリーパスは、箱根登山電車やロープウェー、海賊船などの乗り放題がセットになったチケットだ。MaaS専用アプリ「EMot」内で発券され、旅行当日はスマホ画面を駅員やスタッフに提示するだけで利用できる。

出典:日本旅行プレスリリース
■MaaS専用アプリ「EMot」とは

EMotは、小田急電鉄が2019年10月からサービスを開始したMaaSアプリだ。

電車やバスだけではなくタクシーやシェアサイクル、オンデマンドバスなどさまざまなモビリティを組み合わせた「複合経路検索」や、デジタルチケットの購入から利用までをアプリで完結できる機能を持つ。

また、購入したチケットを他のEMotアカウントに譲渡できる「チケット譲渡機能」もある。AIを使った旅のプランニング「周遊プランニング機能」も有している。

■観光型MaaSで箱根に活気を

経済産業省と国土交通省などが推進する「スマートモビリティチャレンジ」の対象地域にも選定されている箱根町。日本では新型コロナウイルスに収束の兆しが見え始める中、観光地には徐々に旅行客が戻りつつある。

しかし、コロナ前の光景を取り戻すにはまだまだ時間がかかるのも現実だ。今回のような大手企業が連携して取り組む観光型MaaSが、箱根町に以前の賑わいが戻ることを後押しすることを期待したい。

▼EMot
https://www.emot.jp/
▼デジタル箱根フリーパス付プラン(乗り降り自由エリア)
https://www.nta.co.jp/maas/emot/

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)



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