米Appleが自動運転EV(電気自動車)を発売するなら、どんな車種名になるのだろか。米ブルームバーグによると、Appleは2025年に自動運転EVをローンチする計画を進めているという。もし本当なら、当然、車種名についても徐々に検討を本格化させるとみられる。
■「iCar」や「AirMove」が有力?
自動運転EV(電気自動車)の名前を過去のAppleの製品前から予想してみると、iPhoneやiPadにならった「iCar」や「iMobility」、Apple Watchにちなんだ「Apple Car」や「Apple EV」、AirPodsやAirTagにちなんだ「AirCar」などが挙げられるだろう。
自動車という意味を指すCarやMobility、EVなどの単語が使われる可能性が高いと思われるが、移動を意味する動詞の「Move」を使って「AppleMove」「AirMove」「iMOVE」などに決まる可能性もありそうだ。
2025年はまだもう少し先だが、ローンチ前にどのような車種名が検討されているか、いずれはインサイダーしか知らない情報が徐々に漏れ聞こえてくるかもしれない。
■開発などに関する断片的な情報
Appleはプロジェクト「Titan(タイタン)」において車両の開発を進めてきたが、開発動向や実現時期などについて一切公式な発表をしていない。もちろん、車両のデザインについてもいまのところ公式な発表はない。
ただし、車両の製造に関して複数の自動車メーカーと協議していることが明らかになるなど、徐々にどのような動きを進めているのか、断片的ではあるが判明しつつある。
Appleの公式サイトにおいて自動運転車システム向けの「レーダー・システム・エンジニア」の求人案件が掲載されるなど、人材強化に向けた動きもあるようだ。
■今後もAppleの開発動向に注目
情報が交錯するAppleの自動運転EV(電気自動車)。名称はどうなるのか?いつローンチされるのか?製造パートナーはどこなのか?確定的なことは公式に何一つ発表されていない現状だが、引き続き今後もAppleの開発動向を追っていきたい。
【参考】関連記事としては「Apple、自動車ビジネスを本格展開へ iOS活用、自動運転車開発も」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)