オンラインセミナー「官民ITS構想・ロードマップ2020と令和3年度自動車関連予算」が、2020年10月28日(水)に開催される。内閣官房と国土交通省自動車局から担当者を講演者として招く注目のイベントだ。
主催は自動車メディア「Response」を運営する株式会社イード。当日のオンラインセミナーは2部構成で、前半は「官民ITS構想・ロードマップ2020」、後半は「令和3年度の国土交通省自動車局の予算概算要求」がテーマとなっている。
■講演「官民ITS構想・ロードマップ」について
「官民ITS構想・ロードマップ」とは、日本におけるITS(高度道路交通システム)と自動運転に関する戦略を示すもので、最新版は2020年版だ。前半の講演ではこの2020年版について、前回版からどのような改訂が行われたのかなどについて解説される。
講演は、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室の企画官である菊島淳治氏が担当する。当日は、ロードマップ全体で掲げられている「6つの社会課題」と「2つの経済的課題」についてのほか、自動運転の実現に向けて必要になってくる技術や制度整備についても解説する。
ロードマップでは、自動運転やITSに関連する制度整備やインフラ整備について、10年先までの短中長期の展望やマイルストーンも示されており、質疑応答の時間を含め、こうした点についても菊島氏から詳しい説明を聞けそうだ。
■講演「令和3年度の国土交通省自動車局の予算概算要求」について
後半の講演は「令和3年度の国土交通省自動車局の予算概算要求」についてだ。国土交通省自動車局総務課の企画官である齋藤喬氏が担当する。
講演では次年度の概算要求の内容について説明しながら、自動運転で世界をリードするための国交省の取り組みや、自動車分野における安全・安心の確保や環境対策の推進などについて解説する予定となっている。
また、Resonseの事前インタビューで齋藤氏は「令和3年度の概算要求で拡充または新規追加されたものは、コロナ禍対策の側面を持っているものが多くあります」としており、Withコロナ、さらにはAfterコロナを見据えた国交省の考え方を知るいい機会となりそうだ。
■申込〆切は10月26日(月)正午
オンラインセミナーは10月28日(水)の14:00~16:00にかけて開催される。Microsoft Teamsを使用したライブ配信形式で行われ、PC、タブレット、スマートフォンなどがあれば事前にアカウントを作成していなくても視聴することができる。
参加費用は1人9900円(税込)。申込〆切は10月26日(月)正午。申し込みは「【オンラインセミナー】官民ITS構想・ロードマップ2020と令和3年度自動車関連予算」から可能となっている。