米ライドシェア大手Uber(ウーバー)は2019年6月28日までに、米シアトルのスタートアップ企業であるMighty AI社の買収で同社と合意した。自動運転技術の開発を加速させるための買収。買収額などは公表されていない。
Mighty AI社はコンピュータービジョンモデル向けの学習データの開発に取り組んでいる。買収により、Mighty AI社で雇用されていた40人のエンジニアなどはUberの研究開発部門であるAdvanced Technologies Group(ATG)に合流する。
Mighty AI社は2014年設立。自動運転システムがほかの車や歩行者などを見分けるための技術を開発しており、過去にコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)のインテルキャピタルやGV(旧グーグルベンチャーズ)などから2700万ドルの資金調達をしていたことでも知られる。
【参考】関連記事としては「資金難に陥ったDrive.ai、資金難でアップルに身売り 自動運転スタートアップ」も参照。