あなたがもしAI(人工知能)が運転してくれる自動運転車を買ったら、どのように利用し、どこに行くでしょうか。日常使いはもちろんだが、つい面倒に感じて行かなかったような場所にも、積極的に行くようになるのではないだろうか。未来の自動運転車の利用傾向を予測してみた。
記事の目次
■①通勤:職場に行くまでとにかく寝よう
現在の日本の就業者数は約6700万人、総人口のおおよそ半分にあたる。その中で東京都の就業人口だけを見てみると約780万人。多くの人が満員電車での通勤を日々経験し、電車の中で座席に座って寝ることができる人なんて少数派だ。そこで自動運転車の登場。通勤途中も寝ることができる。
【参考】関連記事としては「自動運転普及で睡眠時間が増える 日本人は世界最悪レベルで寝ていないという事実|自動運転ラボ
■②買い物:スーパーに行く途中に献立を考える
買い物に行くために車を使う機会は多い。人によっては、買い物のために車を使うことが一番多い人もいるだろう。自動運転車なら、移動しながらその日の献立をスマホ検索で考えることもできる。
■③塾の送迎:自動運転車に「迎えに来て!」
塾に送り迎えのとき、これからは親ではなく自動運転車に頼む時代が来るかもしれない。親が忙しくて時間がないときも、自動運転車ならいつでも迎えに行ける。
■④キャンプ場:家族サービスの時間が増える
普段、仕事が忙しくて夏休みや休日も家族サービスよりも休んでいたいのが本音、というお父さんも多いのでは。自動運転車がキャンプ場へ連れて行ってくれるのであれば、例え道路が混んでいても家族との対話や夏休みの宿題のアドバイスなどに時間を使うこともできそうだ。
■⑤居酒屋:「飲酒運転」という概念が無くなる?
飲酒運転は絶対にしちゃ駄目だ。だが罰則が厳罰化されてから飲酒運転事故そのものは減ったが、全く無くなったわけではない。ただ完全自動運転車の場合は人は運転に関与しないので、飲酒運転という概念がそもそも無くなる。自動運転車で居酒屋に行ってあなたはお酒を飲む?
【参考】関連記事としては「AI自動運転車に乗れば、飲酒しても車で帰れる? レベル4以上で可能に?|自動運転ラボ
■⑥温泉:出発してから帰宅するまでリラックスタイム
多くの人は温泉に疲れを取るためにいく。その目的を極めるならば、車だって本当は運転しない方が良い。運転は神経も疲れさせるからだ。自動運転車に乗れば、温泉に行く途中も自宅に戻る途中もリラックスタイム。
■あなたは車内で何をして、どこに行くだろう
自動運転車を使えば、1人で出掛けても運転する必要が無いので、移動中も完全に自分の手・足・目などが自由になる。あなたが自動運転車を買ったら車内で何をして、どこに行く?