「動産」こそMaaS時代の多目的空間 「トラベリングホテル」をファイアープレイスが展開

キャンピングカー型、会社用途にも宿泊用途にも

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出典:ファイアープレイス社プレスリリース

「場づくり」を事業の核に据える株式会社ファイアープレイス(本社:神奈川県川崎市/代表取締役:渡邉知)は2019年9月23日までに、MaaS(Mobility as a Service)時代を見据えた「トラベリングホテル」の事業を開始すると発表した。MaaS時代を見据えた「トラベリングホテル」って一体どんなものだろう?

トラベリングホテルについての説明において、まず同社はMaaS時代に「不動産」が「動産」になることを説明している。自動車などの動く空間が会社や自宅、宿泊施設などになる未来が訪れるからだ。

その上で同社はキャンピングカー型のオリジナルの移動空間を「トラベリングホテル」と名付け、顧客の要望に応じて設計や内外装を施したトラベリングホテルを製作し、納品するという形でビジネスを展開していくようだ。自宅用途でも会議室用途でもホテル用途でも、対応が可能だという。

製作・納品後に顧客がトラベリングホテルを使わない期間は、同社が預かってレンタカーキャンピングカーとして展開することも可能だという。売上の一部は顧客にキャッシュバックされ、顧客にとっては預けることが資産運用になるわけだ。

この事業は、レンタルキャンピングカーや車中泊施設に運営などを手掛ける「旅する車 キャンピングカーどっとジェーピー」などと協働で取り組むようだ。

【参考】関連記事としては「MaaS(マース)の基礎知識と完成像を徹底解説&まとめ」も参照。

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