タクシー配車アプリ「JapanTaxi」を手掛けるJapanTaxi株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:川鍋一朗)は2019年3月1日までに、乗務員向けタブレット「JapanTaxi DRIVER’S」を既存のタクシー配車システムと一元化するため、タクシー配車システムの開発会社6社と取り組みを開始すると発表した。
株式会社電脳交通と新潟通信機株式会社、日米電子株式会社の3社とは連携のための開発を開始し、株式会社システムオリジンと株式会社JVCケンウッド、モバイルクリエイト株式会社の3社とは検討を開始するという。発表によれば、2019年中に配車システムの連携開始を目指している。
JapanTaxi DRIVER’Sは、JapanTaxiアプリユーザーからの配車依頼を乗務員に直接届ける車載用タブレットで、高精度の配車機能やナビ、ユーザーとのコミュニケーション機能も実装しているのが特徴だ。2019年4月から全国展開を予定している。
JapanTaxi社は、日本最大手のタクシー配車アプリを提供している注目企業。2018年11月には「Line Pay」、12月にはNTTドコモのスマホ決済サービス「d払い」との連携も開始するなど、決済面の利便性向上にも力を入れて折り組んでいる。
【参考】関連記事としては「【インタビュー】JapanTaxiの自動運転時代の戦い方とは 岩田和宏CTOに聞く」も参照。