株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋⾕区/代表取締役社長兼CEO:守安功)=DeNA=が展開するタクシー配車アプリ「MOV(モブ)」が、2019年にさらに配車システムを進化させる。乗務員向けの専用タブレットで電話での配車依頼も一元管理できるようにする。
取り組みは、株式会社システムオリジン(本社:静岡県静岡市/代表取締役社⻑:海野知之)、西菱電機株式会社(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:西岡伸明)、株式会社JVCケンウッド(本社:神奈川県横浜市/代表取締役、会長執行役員:辻孝夫)とともに行う。
発表によれば、この3社の無線機システムとMOVの配車システムを連携させることで、乗務員向けの専用タブレットで電話での配車依頼も一元管理できるようにする。この仕組みが実現すれば、タクシー事業者側にとっては使用している無線機システムの入れ替え時の初期コストが不要になるなどのメリットが生まれる。
DeNAは神奈川県で提供していたタクシー配車サービスを2018年12月5日から東京都内でも展開している。「0円タクシー」などのPR戦略でユーザー数を伸ばしており、タクシー事業者との連携拡大で配車可能台数も今後どんどん増やす。
【参考】関連記事としては「【速報】DeNA、東京で「0円タクシー」の運行開始 広告宣伝費活用して乗車料金無料に 配車アプリの認知向上へ」も参照。