日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」は、2019年11月末時点の主要6転職サイトにおける自動運転関連求人数をまとめた。関連求人数は5カ月連続増となる前月比0.9%増の1万5945件となり、今年1月末と比べると4880件も増えた。
11月末時点では特に「ランスタッド」や「リクナビNEXT」などの増加が際立った。ランスタッドは前月比36.9%増となり、3カ月連続増を記録した。リクナビNEXTは同11.2%増で2カ月連続増となっている。
件数順で最も多かったのは「Indeed」で1万3438件となり、その後は「doda」が1518件、「リクナビNEXT」が666件、「ランスタッド」が200件、「マイナビ転職」が86件、「エン転職」が37件と続いた。
■最高年収が1500万円に近い案件も
自動運転領域では世界的にエンジニア職の年収が高まりつつある。日本でも徐々に高額求人が増えてきた印象で、11月の案件の中では最高年収が1500万円近い案件もあった。
また今も関東・関西・中部圏が勤務地の求人が多いものの、徐々に地方に本社を置くIT企業やシステム開発企業による案件も目立ち始めている。大手企業の地方拠点で自動運転開発をスタートさせる例も目立ち始めており、こうした案件が今後にわかに増えていくかもしれない。
【参考】関連記事としては「自動運転関連求人数、2019年10月は4カ月連続増の1万5804件に」も参照。