日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者が逮捕された事件で、東京地検特捜部が日産自動車の元COO(最高執行責任者)である志賀俊之取締役から任意で事情を聴いていることが、2018年11月21日分かった。
志賀取締役は5年前までCOOを務め、日本人側のトップとしてゴーン容疑者とともに事業の旗振り役を務めた。東京地検特捜部は志賀取締役から詳しい話を聞き、ゴーン容疑者の資金流用の流れの実態解明につなげる考えとみられる。
【参考】関連記事としては「日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者を逮捕 金融商品取引法違反容疑」も参照。