業界最安と言われている人気のカーリース「ニコノリ」。この記事では、ニコノリの途中解約や違約金について説明する。
ニコノリ
月々5,500円から車を利用できる手軽さから、利用者が増えている。ニコノリを契約し、満期を待たずして解約したい場合は、どのような手続きになるのだろうか。そもそも解約可能なのだろうか。詳しく解説する。
【参考】関連記事としては「ニコノリの評判・口コミ・デメリットは?新車中古車カーリース・サブスク」も参照。
記事の目次
■ニコノリで途中解約はできる?
ニコノリは原則、契約途中での解約は基本的に不可となっている。ただし、解約時に精算したり違約金を支払ったりした上で解約することができる。金額は期間や契約プランなどにより変わるため、問い合わせてみよう。
ニコノリ
■途中解約をすると違約金は発生する?
カーリースでは、契約後に契約内容の変更はできない。そのため予定が変わり当初の年数より早く車を返却したい場合などには、途中解約金を支払って解約しないといけない。ニコノリも同様だ。
しかし最初から解約金フリープランや解約金不要のオプションを用意しているリース会社もある。その場合には支払いの必要がなくなり、いつでも解約可能となる。
違約金の一般的な相場は?
途中解約金や違約金は、リース会社にもよるが、基本的には「月額×残りの月数」で計算される。
カーリースは、車両自体の購入費や維持費などクルマにまつわる費用から、契約期間満了時の想定車両価格(残価)を差し引き、残った部分から月ごとの料金を算出して支払うというシステムになっている。元々の契約年数を想定して月額を算出しているため、途中解約するとその残り分の月額も支払わねばならないのだ。契約時には利用年数をしっかり考えて変更のないようにしたい。
【参考】関連記事としては「ニコノリの「審査」は厳しい?流れは?新車カーリース・サブスク」も参照。
■契約満了での返却時に違約金が発生するケース
ニコノリでは、走行距離の超過や大きな傷、匂いなどが要因となり、契約内容によっては違約金が発生する場合がある。あくまで車の所有権はリース会社にある。大切に利用しよう。
ただしカーリースは通常、契約満了時に車を返却する場合、追加料金の支払いは必要でないことがほとんどだ。一般的な使用で付いた小さな傷や経年劣化による塗装の劣化などは、定額に含まれている。
■カーリースを途中解約する人の典型例
カーリースで途中解約する場合、どんな状況が考えられるだろうか。例を挙げて説明する。
転勤期間の短縮
数年という短期で利用できるカーリースは、転勤や単身赴任中の利用に適している。ただし転勤する年数や月数が短くなった場合、途中解約しなければいけない。反対に、期間が長くなる場合は契約満了後に延長可能なプランもある。契約は年単位となっているため、半年などの契約や延長はできない点は覚えておこう。
家族が増えるなどにより車両タイプを変更したい
カーリースで月額を安くするには、軽自動車を選ぶのが一番だ。ただし結婚したり子どもが産まれたりなどで、ミニバンやSUVに乗り換えたくなるかもしれない。そういった場合は一旦現在のカーリース契約を解約した上で、新たに契約し直すことになる。
結婚により車が不要になった
結婚相手が車を所有していた場合、自分がカーリースで利用している車は解約することになったという話も聞く。夫婦で2台の車は不要といった場合だ。
急に海外駐在を命じられた
カーリース利用中に国内の転勤がある場合、リース会社に連絡し必要な手続きをした上でそのまま利用できる。ただしリース会社によっては、エリアを限定してサービスを提供している場合もあるため、転勤先では利用できないということもあり得る。
海外転勤の場合は、そもそも車が不要になるだろう。そのためカーリース契約は解約することになる。
免許返納
シニアドライバーがカーリースを利用途中で、免許返納を決めるパターンもある。ただしリース会社によっては「免許返納オプション」が用意されており、一定年数の経過後はユーザー自身が決めた免許返納時に中途解約金なくカーリースを解約可能になる。
【参考】関連記事としては「ニコノリに「走行距離制限」はある?超えたらどうなる?カーリース・サブスク」も参照。
■途中解約をしてしまわないためのポイント
気軽に新車に乗れることがメリットのカーリースだが、途中解約するとかえって損になってしまうこともある。それを防ぐためには、自分がどんな頻度でどのように車を利用したいかをまず始めにしっかりと考えてみよう。
利用する期間のほか、月間の走行距離、乗車する人数、適している車種、改造希望かどうかなど、それぞれの項目についてきちんと決めて、契約後に考え方や車の使い方が変更のないようにしたい。
■【まとめ】ニコノリで気軽に車を利用しよう
車に乗るにあたり、ほとんどの人は個人向けカーリースという利用方法を選択肢に入れていない。しかしカーリースは毎月の支払いが固定のためマネープランを立てやすかったり、メンテナンスプランによっては全てコミコミになるので車の管理が楽だったりというメリットがある。
ニコノリでは、月額1万円以内で利用可能な車種が多数ラインアップされている。まずはどんな車がどのくらいの月額なのかを、サイトでチェックしてみてほしい。
ニコノリ
【参考】関連記事としては「ニコノリの評判・口コミ・デメリットは?新車中古車カーリース・サブスク」も参照。