S.RIDE(エスライド)タクシーアプリの使い方・予約方法・エリアは?クーポンはある?

ソニーの技術を活用した配車アプリ

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出典:S.RIDEプレスリリース

利用者が急増中の「S.RIDE(エスライド)」は、ソニーグループが保有するAI(人工知能)とIT技術を活用して開発したタクシー配車アプリだ。

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ワンアクションでタクシー配車ができることを強みにしており、現在9つの都道府県でサービスを展開している。どのような流れでS.RIDEを利用するのか、詳しく見ていこう。

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■S.RIDEとは?

S.RIDEは、S.RIDE株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:橋本洋平)が運営しているタクシー配車アプリだ。同社はS.RIDEの提供のほか、タクシー事業者などに向けた配車ソフトウェア・システムなどの企画や開発、サービス提供なども手掛けている。

2018年5月に設立された「みんなのタクシー株式会社」が、2019年4月からアプリのS.RIDEをスタートした。その後、来たるMaaSや自動運転の時代を見据えて、「移動と交通の最適化の実現」を中長期ビジョンに掲げる企業として、2021年1月にS.RIDE株式会社に社名変更した。

出典:S.RIDE公式サイト
■展開エリア

S.RIDEは現在、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・宮城・愛知・大阪・宮崎でサービスを展開している。具体的な提供エリアは、下記となっている。なおサービス提供エリア内でも、一部でタクシーを利用できないエリアがある。

東京都

23区・武蔵野市・三鷹市・西東京市・立川市・多摩市・稲城市・府中市・狛江市・東村山市・昭島市・国立市・国分寺市・調布市・小金井市・小平市・日野市・青梅市・あきる野市・羽村市・福生市・瑞穂町・八王子市・町田市・東久留米市(一部)

神奈川県

横浜市・川崎市(麻生区、多摩区、高津区、中原区、幸区、川崎区)・横須賀市・相模原市(中央区、緑区)・鎌倉市・足柄上郡(松田町、開成町、中井町、山北町、大井町)

埼玉県

久喜市・羽生市・幸手市・宮代町・和光市・新座市・朝霞市・志木市・富士見市・入間郡三芳町・ふじみ野市・川越市(一部)・越谷市・北葛飾郡松伏町(一部)・北本市・桶川市・上尾市・鴻巣市・川口市・さいたま市・蕨市・戸田市・伊奈町・八潮市・草加市・三郷市
※川越市のサービス提供エリアは、稲荷町、今泉、熊野町、渋井、下赤坂、清水町、新富町、諏訪町、寺尾、藤原町、藤間、古市場
※北葛飾郡松伏町のサービス提供エリアは、松伏、田中1丁目~3丁目、ゆめみ野1丁目~6丁目、上赤岩

千葉県

松戸市・柏市・流山市・野田市・我孫子市・千葉市・船橋市・習志野市・八千代市・白井市・印西市・浦安市・木更津市・君津市・袖ケ浦市・富津市・四街道市・市川市・鎌ケ谷市

茨城県

水戸市・日立市・北茨城市・ひたちなか市・那珂市・常陸太田市・常陸大宮市・久慈郡大子町・東海村

宮城県

仙台市

愛知県

名古屋市、長久手市、日進市、東郷町、尾張旭市、北名古屋市、清須市、豊山町、大治町

大阪府

大阪市・豊中市・吹田市・守口市・門真市・東大阪市・八尾市・堺市・茨木市・高槻市・箕面市・池田市・摂津市・三島郡島本町

宮崎県

児湯郡(高鍋町、新富町、木城町、川南町、都農町、西米良村)

■S.RIDEの使い方・予約方法は?

次に、S.RIDEの利用はどういう手順で行うかについて説明する。

まずはアプリをダウンロード

以下のリンクアプリをダウンロードすると、最初の画面に「初めてご利用の方」と出てくるので、携帯電話番号を入力し、「SMSを送信」をタップする。

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SMSで認証コードが送られてくるので入力する。その後、お客様情報として、名字(かな)と性別、生年月日を登録する。次に支払い設定でクレジットカードの登録を行うが、これはスキップすることもできる。

どんな支払い方法があるか

支払い方法はクレジットカード決済のほか、各種QRコード決済にも対応している。そのほか、現金その他、各タクシー会社が対応する方法で支払う「車内支払」という方法もある。

車内支払の場合、「いますぐ呼ぶ」という方法でタクシーを注文した場合に利用でき、予約配車や空港定額の場合は利用不可となっている。クーポンの利用もできないため、注意が必要だ。

また、流しのタクシーを拾って乗車した場合、QRコード決済ができるサービス「S.RIDE WALLET」もある。

出典:S.RIDE公式サイト
■早速タクシー配車してみよう

情報を登録後にアプリを開くと、今いる場所の地図が表示される。サービスエリア内の場合、デフォルトで現在地が設定されているため、その場所から乗車したい場合はそのまま「場所を確定」する。または建物の名称や住所を指定して「場所を確定」することもできる。

そうすると、あと何分で迎えに来ることができるのか表示される。この時点で「スライドしてタクシーを呼ぶ」でタクシーの配車ができる。つまり、目的地の入力無しでタクシー配車ができるということだ。乗車してからタクシー乗務員に説明しながら行きたいときなどに便利だ。また、タクシーを待っている間に目的地を指定することもできる。

つまり、今いる場所から目的地を指定しないで乗車する場合、ワンアクションのみでタクシーを呼べることになる。

もちろん、目的地を指定することも可能だ。その場合、目的地までの目安時間とメーター運賃と迎車料の概算があらかじめ表示される。同じく「スライドしてタクシーを呼ぶ」で配車完了となる。

アプリのダウンロード時にクレジットカード情報をしなかった場合は、車内支払いが選択されているが、この時点でクレジットカード情報を追加することもできる。なおメーター運賃のほか、「事前確定運賃」を選択することもできる。事前確定運賃の場合、渋滞など混雑時でも運賃が変わることは無い。

■S.RIDEのクーポンの入手方法は?

S.RIDEでは、クーポンが貰えるキャンペーンをたびたび開催している。また、「友達紹介」では、初めてS.RIDEを利用する友達に2,000円分のクーポンをプレゼントできる。その友達が利用した場合、紹介した人にも2,000円分のクーポンがプレゼントされる。

また、アプリでタクシー配車を繰り返し利用した場合、抽選でさまざまなギフトを受け取ることができる「ライドプログラム」もある。

【参考】関連記事としては「S.RIDE(エスライド)タクシーのクーポン情報!」も参照。

■S.RIDEに関するよくある質問
Q:迎車料金はかかる?

S.RIDEでは、タクシー運賃のほかに数百円の迎車料(配車料金)が発生する。配車料金は、地域やタクシー会社によって異なる。具体的な金額は、各タクシー会社のホームページに記載の迎車回送料金を確認する必要がある。

スリップ制を導入しているタクシー会社では、迎車料金はかからない。ただし迎車中からメーターを回し、迎車中の距離・運賃は初乗り分として扱われる。

Q:領収書はもらえる?

アプリのメニュー画面の「利用履歴」から、領収書を発行できる。メールで電子領収書がPDFで送られてくるので、紙の領収書が必要な場合は各自で印刷する。

Q:「GO」とどちらが使いやすい?

現在、国内シェア1位のタクシーアプリがGOだ。GOは、全国ほぼ全ての都道府県でサービスを展開している。また、GOのアプリでは、各タクシー会社の迎車料金一覧をすぐに確認できる。

対してS.RIDEは、アプリを開いてワンアクション(ワンスライド)でタクシーを呼べるというのが一番の魅力だと言える。さらにGOでは地域によってアプリ手配料が加算されるのに対し、S.RIDEでは不要だ。

利用エリアや状況に応じて、賢くアプリを使い分けたい。

■【まとめ】展開エリアの拡大に期待

簡単な操作ですぐにタクシーを呼べるS.RIDE。現在は関東を中心にサービスを展開しているが、エリアが拡大されるとさらに使い勝手が良くなるだろう。現在はサービス提供エリアでの導入台数を拡充している状況のようだ。今後の取り組みにも注目だ。

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【参考】関連記事としては「タクシー配車アプリのS.RIDE、黒字目前!純損失1.1億円に縮小」も参照。

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