ソニー系のみんなのタクシー株式会社(本社:東京都台東区/代表取締役:西浦賢治)は2019年4月16日、タクシー配車アプリ「S.RIDE(エスライド)」のサービス提供を東京都内で同日から開始したことを発表した。西浦社長は自動運転ラボの取材に対し、「東京で『配車アプリ』といえば『S.RIDE』とお客様に選んでいただけるように、機能・サービス拡充を速やかに行っていきたい」と語った。
みんなのタクシーは、ソニーとソニーペイメントサービス、グリーンキャブや国際自動車など東京都内のタクシー会社5社による合弁企業で、2018年5月に設立した。5社を合わせたタクシー車両数は1万台を超えており、同社によると、先行しているJapanTaxiと同程度の規模だという。
「ワンアクションですぐ呼べるタクシーアプリ」をキャッチフレーズに、まず東京23区と武蔵野市、三鷹市でサービスを提供する。キャッシュレス化も推進し、事前に登録することでネット決済も可能となるほか、独自に展開するQRコード決済「S.RIDE Wallet」にも対応しており、後部座席モニターを使って決済手続きができるという。
また発表によれば、同日より決済代行サービスも開始しているほか、2019年度内にAI(人工知能)技術を活用した需要予測サービスなども展開する予定だという。西浦社長は「お客様、ドライバー様、タクシー事業者様とともに、タクシー業界の健全な発展に貢献していきます」と話している。
▼アプリのダウンロード
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id1458325928
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.sride.userapp
▼公式サイト
https://www.sride.jp/
【参考】関連記事としては「【インタビュー】東京で1万台を巻き込むタクシーAI革命が始動する みんなのタクシー・西浦賢治社長(ソニー)」も参照。