タクシー配車アプリ「DiDi」を展開するDiDiモビリティジャパン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:Stephen Zhu)は、2019年6月7日から大阪・京都・兵庫エリアにて「初乗り無料キャンペーン」を実施している。
キャンペーン期間中にDiDiアプリを利用してクレジットカードもしくはPayPayで決済することで、初乗り料金相当(650円から680円相当)が1日2回無料になるというものだ。対象日は地域によって異なり、6月7日以降、大阪エリアでは毎週土曜日、京都エリアでは毎週土曜日と日曜日、兵庫エリアでは毎週金曜日と土曜日の乗車分が対象となる。
DiDiモビリティジャパンは2018年11月9〜12月1日にかけて、大阪で土日に渡り初乗り料金が無料になるキャンペーンを実施したほか、2018年10月26〜31日にかけても、ハロウィーンに合わせた乗車料金の半額キャンペーンを実施した。
■サービスエリアも拡大中
同社では2019年4月にサービスエリアを東京に広げたほか、北海道や兵庫、福岡など10都市でもサービスを開始する予定で、2019年度中には全国13都市でDiDiが利用できるようにすると発表している。
国内のタクシー配車アプリ市場では、Uber Japanが展開する「Uber Taxi(ウーバータクシー)」や株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)による「MOV(モブ)」、国内最大の配車アプリ「JapanTaxi」、みんなのタクシーの「S.RIDE」などがあり、各地で陣取り合戦が本格化している。
そんな中、同社は関西圏を中心に積極的なプロモーションを仕掛けており、激化するタクシー配車アプリ市場においてどこまでシェアを拡大していけるかに注目が集まっている。
【参考】関連記事としては「【速報】DiDiとソフトバンクのAIタクシーアプリ、東京へ進出 PayPayと5月から連携」も参照。