DiDiのタクシー乗務員向けアプリ、配車依頼を声で受注可能に

ハンズフリー機能を新たに搭載

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DiDiモビリティジャパン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:Stephen Zhu)は2019年7月14日までに、音声操作できる「ハンズフリー」機能をタクシー乗務員向けアプリに新たに搭載したと発表した。

タクシー乗務員はDiDiアプリに配車依頼が届いた際、「了解しました」などの言葉を発話することで受注できる。依頼を受ける言葉は、乗務員が個々に指定できるという。デモ画像として下記のYouTube動画が公開されているので一度見てみてほしい。

これまでタクシー乗務員は依頼を受ける際には一旦停車して端末を操作しなければいけなかったが、一部の乗務員から「端末の操作が間に合わないので配車依頼を取れなかった」「会社の規定で着用している手袋を外して端末を操作する必要がある」といった声があがっており、同社は実装に向けて取り組んでいた。

今回のハンズフリー機能の搭載により、タクシー乗務員は手動で端末を操作することなく音声のみで配車依頼を受けることが可能となり、より利便性が高まることになる。

ハンズフリー機能はDiDiのAI開発部門と日本チームによって共同開発されたもの。AIを活用することによって乗務員の声と周囲の雑音を95%以上の精度で識別可能だという。

【参考】関連記事としては「タクシー配車アプリDiDi、淡路島エリアでもサービス提供開始」も参照。

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