東京都は2018年10月10日、自動運転車両を利用した三宅島での観光モニターツアーを12月13〜15日(2泊3日)に実施すると発表した。現在参加者を募集している。
このモニターツアーでは、群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センターと電気自動車(EV)開発を手掛ける群馬県の株式会社シンクトゥギャザーが共同開発した自動運転車両「eCOM-10」や名古屋大学発の自動運転ベンチャー・ティアフォーが開発する低速型自動運転車両「Milee(マイリー)」などが活用される。
具体的には、三宅島を周遊する際にこれらの自動運転車や電動アシスト自転車を交通手段として活用する。その結果、どれだけ観光に資するのかを検証し、こうした次世代モビリティ技術などを今後導入していくか見極めていく。
モニターツアーの募集人数は20人程度で参加費は無料。18〜70歳で身長145センチ以上であることなどが条件。詳しくは「案内ページ」も参照。
【参考】関連記事としては「自動運転車に実証実験・テスト走行が必須な理由 実用化に向けて回避すべき危険・リスクは?|自動運転ラボ」も参照。