「つながるクルマ」と呼ばれ世界中で開発が進められているコネクテッドカー。一方で、ネットワークとつながることで常にサイバーリスクの脅威に晒される。
大手自動車部品サプライヤーである株式会社デンソー(本社:愛知県/取締役社長 :有馬浩二)では、自動運転・コネクテッドカー向け製品の増加に伴い、こうしたサイバーリスクに対応するセキュリティ強化を図るべく、その担当者を募集している。
採用後は、自動運転・コネクテッドカーの電子制御装置やシステムにセキュリティ対策を実装するための仕組みづくりと評価などを担当するようだ。
デンソーの情報セキュリティ推進室は2016年に設立され、担当者18人のうち5人が異業種からの採用者。今回募集する人材も異業種からの転職者を歓迎している。
募集要項では「製品にセキュリティ対策を折り込むための仕組みづくりをリードする、また、実際にセキュリティ上安全であるかを確認し担保していく人材を求めています」とされている。
【参考】詳しくは転職サイトDODAの募集要項「株式会社デンソー 自動運転・コネクテッドカーのセキュリティ対策推進」も参照。
■予定年収は400万〜1200万円
対象者は「大学院、大学、高等専門学校卒以上」で、勤務地は愛知県のデンソー本社。予定年収は400万~1200万円。技術的な必須条件と歓迎条件は下記の通り。
必須条件
・コンピューターシステム等に関する監査、アセスメント的な業務経験
・上記または、ネットワークや情報システムのセキュリティ対策経験
・上記または、ECUソフト設計経験
歓迎条件
・コンピューターシステム等に関する監査、アセスメント(リーダー経験)
・ネットワークや情報システムのセキュリティ対策(リーダー経験)
・ECUソフト設計(リーダー経験)
・機能安全(ISO26262)の監査、アセスメント経験
【参考】自動運転業界では異業種エンジニアの需要が高まっている。詳しくは「自動運転業界に求められる異業種エンジニア、転職・求人サイトで需要急増|自動運転ラボ」も参照。