Uber Japan、2019年度決算は純利益162%増!Eatsが牽引?

第8期決算、利益剰余金は5億4141万円に

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出典:官報

ライドシェア大手Uber Technologiesの日本法人であるUber Japan株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:キア・デヴォン・ガムス)の第8期決算(2019年12月31日現在)が官報に掲載され、当期純利益が前期比162%増の約3億3659万円に上ったことが明らかになった。

同社は日本においてはレストランから料理を配達する「Uber Eats」のサービスやタクシー配車アプリサービスを手掛けており、他国で展開しているライドシェアサービスは商用展開していない。その中でUber Eatsについては全国13都市、加盟店は2019年6月に1万店を超えるなど日本国内での規模を拡大している。

当期までの利益や損失の累計である利益剰余金は5億4141万円。当期純利益と利益剰余金を含む各数字は以下の通りとなっている。

▼資産の部(単位:円)
流動資産 7,810,913,101
固定資産 909,664,213
その他の資産 106,781,717
資産合計 8,827,359,031

▼負債及び純資産の部(単位:円)
流動負債 8,267,949,842
株主資本 559,409,189
資本金 18,000,000
利益剰余金 541,409,189
その他利益剰余金 541,409,189
(うち当期純利益 336,594,476)
負債・純資産合計 8,827,359,031

2020年に入ってからは新型コロナウイルスの影響により、全世界でライドシェアサービスは大幅に落ち込んでおり、米ウーバー社では数千人単位での人員削減などが報じられている。

日本では外食ができないことによりUber Eatsのサービスがより注目されており、2020年5月からは名古屋と広島でタクシーによるUber Eats配達サービスが行われるなど活動の範囲を広げている。

【参考】関連記事としては「ライドシェアがNGでも純利益319%増とは…Uber Japan最新決算」も参照。

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