自動運転に役立つ第三のプロセッサ「DFP」、NSI-TEXEが初製品

「DR1000C」の発売を開始

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自動運転などのキー技術となる「半導体IP」の開発に取り組む株式会社エヌエスアイテクス(本社:東京都品川区/社長:新見幸秀)=NSI-TEXE=は2020年1月20日までに、新型プロセッサー「データ・フロー・プロセッサー(DFP)」の最初の製品として「DR1000C」の発売を開始した。

エヌエスアイテクスはデンソーグループの企業で、2017年9月に設立された。DFPは、CPU(中央演算処理装置)とGPU(画像処理半導体)に次ぐ「第三のプロセッサ」とも呼ばれる。エヌエスアイテクスはこのDFPのIP提供に取り組んでいる。

報道発表によれば、同製品は自動車向け機能安全規格「ISO 26262」の安全要求レベル「ASIL D」に対応しており、同社は「RISC-Vベースのプロセッサとしては世界初」としている。その上で、「将来の車両制御向けマイコンに要求される高負荷演算処理をオフロードするのに最適な並列プロセッサ」と説明している。

さらにR1000Cを車両制御マイコンに搭載させることにより、「モデル予測制御などの先進的な制御アルゴリズム」に対応することが可能となるという。

同社は「今後も自動車システムをはじめとする組込みシステムに欠かすことのできない半導体分野においてより良い技術を提案していきます」としている。

■自動運転におけるDFPへの注目高まる

エヌエスアイテクスは2020年1月15〜17日に東京ビッグサイトで開催された「第12回オートモーティブワールド – カーエレクトロニクス技術展」でこの製品を紹介した。同社は2019年の同イベントでもDFP関連の製品を紹介している。

DFPの特徴の一つが、効率的な計算による反射的な判断処理が得意なこととされる。自動運転車ではリアルタイムはデータ解析・判断が求められるため、DFPへの注目は今後ますます高まっていきそうだ。

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