【2024/11最新】クルマの「カーリース」と「サブスク」、違いは?

言葉の区別は曖昧だが、それぞれの特徴について説明

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「カーリース」と「クルマのサブスク」の違いは何なのだろうか?この記事では、それぞれの特徴と違いについて解説する。

クルマが「所有から利用へ」と変化しつつあるいま、カーリースやサブスクリプションサービス(クルマのサブスク)の需要は増加しており、多くの企業がサービスを展開している。これまでカーリースは社用車向けに利用されることが多かった。しかし近年、個人利用向けのカーリースサービスが増えており、利用者数も急増している。

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【参考】関連記事としては「自動車のサブスク・リース、厳選13社を徹底比較」も参照。

■どちらも月々定額で利用できる

出典:KINTO公式サイト/プレスリリース

カーリースもサブスクも、毎月の支払いが定額というのは共通だ。そもそも「サブスクリプション」とは、サービスなどを一定期間利用する権限の提供を受け、その期間分の対価を支払う契約のことを指す。「定額制」と言い換えることもできる。

「リース」については、機械や設備を一定期間、特定の相手に有料で貸し出すことを意味する。ただし、これも定額であるため、支払い方法でいうとサブスクと表現しても良さそうだ。

カーリースもサブスクも月々定額であるものの、頭金やボーナス払いを設定でき、月々の支払いを軽減することができるプランを選べる場合もある。途中解約の場合、解約金が発生するのも共通している。新車のほか、中古車を取り扱う企業もある。

いずれにしても、カーリースとサブスクのワードの使い分けに関しては、それぞれ厳密な定義があるわけではない。そのため違いは曖昧な状況であり、似たような意味で使われているのが現状だ。

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■クルマのサブスクの特徴

クルマのサブスクでは、月々の定額に車両本体や登録時の諸費用のほか、自動車税や自動車保険、車検、メンテナンス、修理・代車、消耗品などクルマを利用するにあたりかかる費用が全て含まれている場合が多い。保険については、自賠責保険と任意保険の両方をカバーしている。

契約期間は、短いプランで3年というものが主流だ。契約満了後は、解約もしくは更新、別のクルマで再契約といった方法を選べる。

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■カーリースの特徴

一般的にクルマは年月が経つほど価値が下がり、中古車としての値段が落ちていく。カーリースは、車両自体の購入費や維持費などクルマにまつわる費用から、契約期間満了時の想定車両価格(残価)を差し引き、残った部分から月ごとの料金を算出して支払うというシステムになっている。

月額に含まれるのは、車両代金や登録時諸費用、自動車税、保険となっているプランが多い。保険については、自賠責保険のみで任意保険は含まれていない場合もある。この基本セットに、車検やオイル交換、メンテナンスなどを追加できるという仕組みが主流となっている。

そのため、サブスクを全面に押し出しているサービスと比較すると、カーリースは全てコミコミというわけでないことがほとんどだ。

契約期間は10年以上のプランも多い。契約満了後には、解約または更新、別のクルマで再契約ということに加え、そのクルマをもらえる場合もあるのがカーリースの特徴だ。

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■サービス各社が使っているワードは?

出典:KINTOプレスリリース

カーリースやサブスクを展開している企業は、どんな表現を使っているのか調べてみた。

カーリースとサブスク、どちらの言葉も使っている場合が多い。運営会社としても、この2つを明確に区分けしているわけではなく、同じ意味で用いていることが多いと推察される。

■【まとめ】自分に合うカーリース・サブスクをチェックしよう

全て定額コミコミのサービスとして代表的なのは、KINTOだ。クルマを利用するにあたり必要となる経費が全て含まれているため、他に支払いが必要なのは駐車場代とガソリン代くらいになる。ただし自動車メーカー系のサービスでは、そのメーカーのクルマのみの利用となる。KINTOの場合はトヨタ車とレクサス車、SUBARU車のみのため、軽自動車などの扱いはない。

それに対しSOMPOで乗ーるは、国内の主なメーカー全てと、外車も多数取りそろえている。車両タイプも、セダンやSUVのほか、軽自動車や軽トラ、バンなどもラインアップされている。レンタカー系や中古車系の企業によるカーリース・サブスクの場合は、月々の料金が格安のプランも多い。

自分にはどんな利用方法が合っているのか、定額に含まれているのはどんな項目か、利用年数や契約満了後にどんな方法があるのかなど、よく検討した上で最適なサービスを選んでいこう。

【参考】関連記事としては「自動車のサブスク・リース、厳選13社を徹底比較」も参照。

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