走行距離によってリース料金が決まるカーリースがエンキロだ。この記事は、エンキロの保険について解説する。
国産車から輸入車まで人気の車を利用できる。カーリースで車を利用したいと考えており、エンキロのサービスが気になる人もいるだろう。車を利用するうえで必要となるのが保険だ。
エンキロ
【参考】関連記事としては「エンキロの評判・口コミは？走行距離で支払額が決まる」も参照。
記事の目次
■エンキロの保険の概要
車を使うならば、自賠責保険は加入必須であり、必要に応じて任意保険にも加入する。エンキロでリース契約する車は、自動的に自賠責保険に加入となるので、リース契約時に自分で加入手続きを行う必要はない。
また、エンキロでは任意保険である自動車保険も用意している。カーリースに特化した自動車保険であり、リース契約を結んだ人ならば誰でも加入可能だ。自賠責保険ではカバーできない範囲の補償をしているので、カーリースで車を使うときで加入すれば、万が一のときでも安心だ。
■3つのメリット
エンキロの自動車保険には、カーリースに特化した3つのメリットがある。
全損事故でも中途解約金が補償される
リースカー車両費用特約が付帯されているのが1つ目のメリットだ。カーリースの契約期間中に、車が全損や盗難によって使えなくなったとなれば、契約満了前の中途解約となる。通常の自動車保険では、契約満了前に解約となれば、解約違約金を支払わないといけない。しかし、エンキロの自動車保険では、中途解約金が補償されるのでリース契約者が違約金を負担する必要がない。
車両損害を補償する
エンキロの自動車保険では、以下の破損や傷の修理費用を補償してくれる。
- ガラスの損傷
- ドアミラーの損害
- 落書きやいたずらによるボディの傷
この3つの修理費用を補償するので、修理費用を自己負担せずに済む。しかも、保険を使って修理しても等級が下がることがない。
保険料を分割払いできる
自動車保険は2年または3年の期間で契約することとなるが、通常は保険料を一括で支払う。しかし、エンキロの自動車保険は分割払いが可能だ。保険料は数万円、場合によっては10万円以上にもなる。大きな出費となるので、分割で支払えるならば、負担が減って払いやすいだろう。
また、契約条件によっては、1年ごとに保険を更新して継続するよりも、2年または3年での期間で契約するほうが、保険料が安くなる。
【参考】関連記事としては「エンキロの審査は厳しい？」も参照。
■基本補償
エンキロの自動車保険は、対人賠償保険・対物賠償保険・人身損害保険・車両保険・レンタカー費用特約・弁護士費用（自動車事故型）特約などと基本補償が充実している。
対人・対物賠償責任保険
対人賠償保険と対物賠償保険が付帯しているので、他人を死傷させたときでも、他人の財物を破損させた場合でも、損害賠償費用を補償してくれるので安心だ。
車両保険
事故や災害でのリース契約車の損害が補償される。
自損事故保険
相手のいない事故でのリース契約車の損害が補償となる。
レンタカー費用特約
レッカーけん引費用、ガソリン補給、スペアタイヤ交換など、ロードサービスを利用したときの費用が補償されるので、日常の中でトラブルが発生しても安心だ。
弁護士費用（自動車事故型）特約
損害賠償請求を受けたときに、弁護士への費用を補償で負担してくれる。
さらに、同乗者への補償を行う傷害一時金（1万円・10万円）特約、地震・噴火・津波「車両全損時定額払」特約なども付帯される。そして、個人名義のノンフリート契約で自動車保険を契約した場合には、新しく1等級からのスタートではなく、これまで加入していた自動車保険の等級を引き継げる。
■初期対応
夜間や休日に関係なくエンキロの自動車保険は、24時間365日対応だ。自動車保険での対応が必要となった場合には、リース契約した人に代わって相手と電話で話してくれる。例えば、事故を起こしたとしても当日中の対応となり、スピーディに対処することが可能だ。
■ロードサービス
エンキロの自動車保険は、ロードサービスが提供されており充実した内容だ。以下のようなサービスを受けられる。
- レッカーけん引
- バッテリーあがりでのジャンピング
- ガス欠のときのガソリン補給
- 車内にキーを残して施錠したときの開錠
- パンクでのスペアタイヤ交換
- 30分以内に完了する応急修理や軽作業
- 車が動かなくなったときの現場から家までの帰宅や移動費用
- 車が動かなくなったときの一時的な宿泊費用
レッカーけん引は無制限となっており、距離の制限がない。ジャンピングは1回までとなっており、ガソリン補給は10リットルまでとなっているので注意しよう。このようなサービスを受けられるので、エンキロで契約した車は、突然動かなくなっても慌てる必要がない。
■【まとめ】万が一のときでも安心
エンキロでは任意保険は自動的に加入となっており、別途カーリースに特化した自動車保険も用意されている。カーリースに適した特約が付帯しており、万が一事故を起こしても補償を受けられるので安心だ。
エンキロの自動車保険に加入していれば、契約満了前の中途解約となっても、違約金が保険でカバーされるので自己負担する必要がない。また、修理や賠償のために保険を利用しても、等級が下がらないので嬉しい内容となっている。自動車保険の面でもおすすめのエンキロ。ぜひ利用してほしい。
エンキロ
【参考】関連記事としては「カーリースおすすめ17社比較！月額料金・評判からどれを選ぶべき？｜車のサブスク」も参照。