【2024/11最新】自動車保険・保険会社の選び方、6つの比較ポイント！保険料の安さや事故対応、支払いスピード･･･

この記事では、どの自動車保険にするか迷っている人のために、自動車保険を選ぶ際に大切な6つのポイントを紹介する。

自動車保険を選ぶ際は、保険料の安さを最も重視する人が多いのではないだろうか。それに加え、補償内容やサービス、特約が充実しているかも重要なポイントになる。

なお自動車保険には、強制保険として契約が義務づけられている「自賠責保険」と、自賠責保険だけではカバーしきれない損害を補償するための「任意保険」の2種類があるが、ここでは任意保険について説明する。

■「ダイレクト型」の方が「代理店型」より安い

自動車保険には「代理店型」と「ダイレクト型」の2つのタイプがある。

代理店型自動車保険は、損害保険代理店を通して加入する自動車保険のことだ。手続きの際は、代理店の担当者が契約者と対面でやり取りする。保険料に代理店手数料も含まれているため、ダイレクト型よりも保険料が高い場合が多い。

ダイレクト型自動車保険とは、インターネットや電話などを通して契約する保険のことを指す。代理店を介さずに契約者と保険会社が直接契約するため、中間コストがかからない。そのため代理店型と比較して保険料が安いのが大きなメリットの1つだ。「通販型」と呼ぶこともある。保険料の安さを重視するならダイレクト型がおすすめだ。

■保険料の安さ・コスパの良さ

自動車保険の保険料率が自由化されたことで、各保険会社が独自の料率で保険料を算出することができるようになった。保険料は運転者の年齢や等級、免許証の色、住んでいる地域、運転者の範囲（本人や配偶者、家族の範囲を設けること）のほか、自動車の条件などにより異なってくる。

特に保険料を決める重要な要素が「年齢」で、契約する際に運転者の年齢を制限することで保険料を安くすることができる。保険料は若い人ほど高くなり、年齢が上がるにつれて安くなる傾向にある。

また保険料を月払いではなく年払いにすることにより、年間の支払総額は抑えられる。ただし自動車保険は安さだけでなく、補償内容や特約、ロードサービス、事故後の対応など総合的に見て選択することが大切だ。

■商品内容・補償内容は充実しているのか

自動車保険の補償内容は、大きく「相手への補償」「自分や同乗者の補償」「自分の車の補償」に分けられる。補償の内容・金額により保険料が変わってくるが、事故を起こした際のことを考えると相手への補償（対人・対物賠償）は無制限にしておこう。ただし自分の車の補償（車両保険）については、節約できる部分もあるため予算に応じて補償内容を選んでいこう。

また特約は、自動付帯されるものと任意で付帯されるものがある。追加料金で付ける特約のほか、運転者を限定することにより保険料が割り引かれる「運転者家族限定特約」などもあるため、あらかじめよく確認しておきたい。

■事故対応・ロードサービスは手厚いのか

事故受付が24時間365日対応であることはもちろん、対応のスピーディーさや丁寧さも重要なポイントだ。専任スタッフが付くのか、相手方との示談交渉をしてもらえるのか、これまでの事故対応実績はどのくらいあるのかなど、各ポイントをチェックしておこう。

またロードサービスが無料付帯しているのか、サービス拠点は全国に何カ所あるのかについてもよく確認しよう。

■支払いの迅速さ

保険金が支払われるまでにかかる時間は、一般的に保険金の請求が完了した日を含めて30日以内となっている。ただし特別な調査を要する事故などでは、より多くの日数を要する場合もある。

各保険会社の公式サイトでは、事故発生から保険金支払いまでの流れを詳しく説明しているので、よく読んでおこう。

■どんな口コミ・苦情があるかも知っておこう

SNSなどで保険会社の口コミや評判を調べてみることで、生の声が分かるかもしれない。特に事故時の対応については、「事故で慌てている時に親身に相談に乗ってもらえた」「専任の担当者が相手方との交渉をスピーディーに進めてくれた」という声がある一方で、「担当者が毎回変わり話が進まなかった」「サポートセンターの電話がつながりにくい」などといったネガティブな口コミが寄せられる場合もある。

口コミのほかに有益なのが各種ランキングだ。さまざまな観点で保険会社をランク付けしているので、ぜひ参考にしよう。

■【まとめ】まずは一括見積もりサービスを利用しよう

自動車保険に加入する際は、数社を比較検討することが大切だ。保険料の安さだけで選んでしまいがちだが、補償内容やサービスについてもよく調べよう。

数社の保険料の見積もりを取りたい場合、「一括見積もり依頼サービス」の利用をおすすめする。必要項目を一度入力するだけで、各保険会社へ一斉に見積もり依頼ができる。同じ条件で保険料を比較した上で、各種補償やサービスをチェックしていこう。